新たなブランド構築に伴いフレーム石川さんのクリエイティブコンサルの枠組みを活用させていただきました。
当初はブランディングを専門としたコンサルティング会社などへの依頼を考えており、何社か検討しましたが、各社で考え方やフレームワークにも違いがあり、どこに頼むのが良いか悩んでいました。
そんな折、フレームさんからのクリエイティブコンサルの投稿をみて「これだ！！」とピンと来るものがありました。
決め手は“ヒアリング（聴き取り）“を重視されている点。
新しいブランドを立ち上げる際に、社員1人1人が思い入れを持てるように、経営者である私の独断で決めないこと、社員の想いをしっかり取り入れることを決めていたので、ヒアリングを重視するスタンスは決定打になりました。
コンサルがスタートして、見えて来た内容はまさに期待通りでした。
これまで受講して来た講義やコンサルなどでは、講師がこれまでの実績や成功例を説明し、そこでうまく行った手法を実践するように勧める内容が多かったですが、会社が抱える課題や目指す方向性は多種多様。
これさえやればうまく行くという万能薬などありません。
一方でフレームさんのコンサルは一言で言えば“伴走型“。
参加した社員ひとり一人と丁寧に向き合っていただき、意見を引き出してくれました。
ヒアリングする際は徹底的に聴き取りを重視されており、考えを押し付けたりすることが一切ありませんでした。
経営者である私の方が我慢できずに、社員の発言に対して意見してしまいたくなるくらいでした。
振り返るとこの伴走型のスタンスが大変大きかったと感じます。
話が出尽くすほどに社員一人ひとりに対し聴き取りをしていただいたお陰で、参加した社員の意見の棚卸しができ、社員も新たなブランドを作り上げるプロセスに携われている実感も大きくなって行ったと思います。
経営者である私としても、これまで聞いたことがない意見が出て来たり、参加した社員の新たな一面を見ることもでき発見も多くありました。
講義やワークショップの中でも分かりやすい事例を多く用いていただきながら、ヒアリングを重視する姿勢を最後まで徹底していただいたお陰で、社員みんなで“目指したい方向性や価値観“をしっかり共有し、定めることができました。
そんな過程を経て出て来た新ブランドという“アウトプット“。
今までにないくらい、社員、そして私自身にとっても深く強い思い入れを持てる物になりました。
従来のように経営者である私がトップダウンで進めていたら、このようなアウトプットを手にすることはできなかったと感じます。
また、これまでは社内でここまで１つのテーマを深堀りし、徹底して議論し合う機会もなかったので、素晴らしい“アウトプット“を得られた以上に、得難い時間も過ごすことができたと思っています。
変化が激しく、企業はこれまでになく多くの課題に向き合わないといけない時代。
答えを押し付けるのではなく、“答えを共に探し、引き出す“、そして“きっかっけを作る“というスタンスで対応してくれるクリエイティブコンサルという新たなフレームワークは１つの最適解だと感じました。
参加した社員ひとり一人や企業の中に、新しい方向性に向かうためのスイッチを作ってくださったフレームさんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
この度は誠にお世話になりました。

今回のWSの感想は一言でいうと、社員総出で会社をデザインする楽しさを認識し、更に力強い1歩を踏み重ねていく力を頂いた掛替えのないお時間だったということです。
フレームさんとは10年のお付き合いとなります。弊社が運営する飲食店の内2店舗・宿1店舗のロゴを制作頂き、付随する紙ベースの形あるもののデザインをこれまで依頼してまいりました。
店舗ロゴをご相談した際には石川さんからは「店舗の背景」「弊社の未来」を織り交ぜて数点ご提案を頂きます。いつも必ず現場を感じ、丁寧にヒアリングをしてくださってから大切に向き合ってくださる姿勢に感謝ばかりです。
今回こちらのWSについて、SNSで拝見し真っ先にエントリーを致しました。
弊社は概念にとらわれず、柔軟に動ける体質が持ち味ですが、外部からの見える化には自信がなくビジネスとしては取りこぼしている部分が多くあることを自覚していたから何とかしたいという思いからです。
WSには弊社主力スタッフ約10名が参加させて頂き、石川さんには毎回散らばった意見を親身に聞いて頂き大変お世話になりました。今回WSを通じての一番の財産は、フレームさんに弊社を本気で見つめていただけたことだと感じております。フレームの代表の石川さんが弊社若手スタッフの為人迄知って頂いていしまったという...それこそ異例の事態。
さぁ、ここからあふれ出てきた更なる細道の数々、会社の未来への道標をこれから更にデザインし続けることに弊社スタッフ一同ワクワクがとまりません。石川さん、フレームの皆さん引き続きよろしくお願いします!