かまぼこの老舗、竹徳かまぼこ。今では一般的である、いわゆる「かまぼこ型」の形状で安定生産を可能にした「リテーナ成形かまぼこ」を世の中に普及させたのは何と竹徳の創設者・竹中徳四郎である。その背景には、幾度とない思考錯誤と苦労を乗り越え、「みんなが食べるものは、みんなが作れるように」と無償でその特許を寄贈した逸話がある。
「竹徳」のロゴデザインは洗練されながらも力強くシンプルに表現し、明治から続くブランドの歴史と高い品質を視覚的に伝えている。かまぼこ製造に欠かせない技術を全国に広めた徳四郎の名も刻み、竹徳の「かまぼこづくり」の精神、技術革新と伝統の継承の思いも込めた。業界の発展に大きく寄与し、今もなお新潟の地で美味しいかまぼこを作り続ける竹徳の誇りを示すロゴデザイン。
竹徳かまぼこ
Graphic, Package
漁師であった先人がかまぼこ屋をはじめ、暖簾分けで誕生した竹徳かまぼこ。長い歴史とともに、毎日毎日手作りでかまぼこを作り続けてきた老舗。板かまぼこはもちろん、揚げかまや「しんじょう」シリーズも人気を集める。
Project Team
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Creative Director:
- Ryuta Ishikawa
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Art Director:
- Ryuta Ishikawa
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Designer:
- Ryuta Ishikawa, Ayumi Hasegawa
*は外部の協力会社、または制作時在籍スタッフ
Project Information
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Field:Graphic, Package
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Year:
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Client:
- 竹徳かまぼこ株式会社