お米屋さんが営む和菓子店、住吉大社の神使がうさぎであったことに着想し、「十五や」というネーミングを制作。その立地を枕詞に掲げることで、和菓子という日本の伝統や格式を表した。
ロゴデザインは中央にシンプルな“円”を据えた。その円は、十五夜を象徴する月であり、お餅であり、臼にもお皿にも捉えられる。歴史や食文化、さらには人を結ぶ“縁”の意味合いも込めている。うさぎたちがこの円の周りを跳びかうことで、住吉大社参道、十五や、お餅、それぞれの意味合いを印象的に表すデザインを目指した。また、デザインの展開案で赤い線の走るデザインがあるが、こちらは“鳥居”をモチーフとしている。
住吉参道菓子処 十五や
Branding, Graphic
大阪の住吉大社の参道に位置する和菓子店「住吉参道菓子処 十五や」。もともとはもち米に特化したお米屋として創業。その後、卸先の和菓子屋が減少していくのを目の当たりにし、日本の文化を残したいという思いで和菓子店をスタートさせた。もち米に関するノウハウを活かした大福などの商品が並ぶ。
Project Team
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Creative Director:
- Ryuta Ishikawa
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Art Director:
- Ryuta Ishikawa
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Designer:
- Kiyokazu Shimizu
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Naming:
- Ryuta Ishikawa
*は外部の協力会社、または制作時在籍スタッフ
Project Information
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Field:Branding, Graphic
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Year:
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Client:
- 株式会社 一穂