2013年に続いてデザインを担当したが、昨年の大きな路線変更から、デザインをそれ以前の大きな茶葉をシンボルにしたものに戻すことが決まり、その中でどんなデザインができるのか多くの案を検討した。その中で、茶葉と雫が強く象徴的に引き立つデザインを突き詰めたものが採用された。構成はシンプルでありながら、茶葉の陰影、そこから滴る雫、そして波紋が特徴だ。特別なことをするのではなく、構成要素がしっかりと見えるデザインを目指した。さらに、この年からカフェインレスの商品も発売され、通常の生茶とセットのように見せながら、茶葉と雫を商品名に合わせてやさしい水彩画で表現している。
生茶2014
Graphic, Package
2000年より発売されているキリンビバレッジの緑茶飲料ブランド生茶。同商品は、旨味成分を豊富に含む「生茶葉抽出物」を使用した緑茶としてデビューし、現在も魅力的な味わいを求めてリニューアルを重ねながら、日本の定番緑茶飲料として愛され続けている。味わいとともにデザインも変化しており、株式会社フレームは2回のデザインリニューアルを担当した。
Project Team
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Art Director:
- Ryuta Ishikawa
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Designer:
- Ryuta Ishikawa
*は外部の協力会社、または制作時在籍スタッフ
Project Information
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Field:Graphic, Package
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Year:
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Client:
- キリンビバレッジ株式会社